WordPressの基本操作

WordPressの始め方

準備1 WordPressのインストールとSSL化

準備1-1 レンタルサーバー

WordPressが使えるレンタルサーバーが必要になります。
無料で借りられるところもありますが広告が表示されたり制限があったりします。
本格的に始めるならば、レンタルサーバー会社でWordPressが快適に使用できるプランを契約します。

準備1-2 独自ドメイン

必須ではありませんが、独自ドメインを取得した方がSEOや信頼性など有利なことが多いです。

準備1-3 SSL化

レンタルサーバーのHP情報を参考に設定します。通常、以下の4つの作業が必要です。

  1. レンタルサーバーの管理画面で、SSL化の設定をします。
  2. WordPressの設定で、「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」を「https」に変更します。
  3. FTPソフトを使い、WordPressのフォルダ内の「.htaccessファイル」に所定のコードを追記します。
  4. 既にコンテンツがある場合には、コンテンツ内のリンクや画像のURLを「http」から「https」に変更します。

準備1-4 手動でWordPressをインストールする場合

レンタルサーバーの自動WordPressインストール機能を使う場合は気にする必要はありませんが、FTPソフトを使い手動でWordPressをインストールする場合は、WordPress内のwp-config.phpファイルのパーミッションを400(レンタルサーバーの推奨に従う)などに変更する必要があります。

準備1-5 URLの表示方法を変更する場合

準備2 WordPressテーマとプラグインのインストール

準備2-1 WordPressテーマのインストール

WordPressの「管理画面/外観/テーマ/新規追加」から好きなテーマを選んでインストール、有効化します。WordPressの基本操作に慣れるには、公式ディレクトリの無料テーマがお勧めです。

準備2-2 WordPressプラグインのインストール

WordPressの「管理画面/プラグイン/新規追加」から好きなプラグインを選んでインストール、有効化します。テーマは1つだけしか有効化できませんが、プラグインは複数を有効化できます。

準備3 テーマ、プラグインの設定

準備3-1 テーマの設定

公式ディレクトリのテーマの設定はカスタマイザーで行います(2015年からルール変更)。WordPressの「管理画面/外観/カスタマイズ」から起動する方法と、ページを表示して上部メニュー「カスタマイズ」から起動する方法があります。

準備3-2 プラグインの設定

一般的には設定用のページが用意されていることが多いです。WooCommerceプラグインでは一部カスタマイザーでの設定もあります。

準備4 テスト投稿

準備4-1 投稿

WordPressの「管理画面/投稿/新規追加」からブログ用の記事を投稿できます。
ブログ機能(投稿者名、日付、カテゴリ、タグなど)が使用できます。

準備4-2 固定ページ

WordPressの「管理画面/固定ページ/新規追加」から固定ページ用の記事を投稿できます。
ブログ機能(投稿者名、日付、カテゴリ、タグなど)がありません。

準備5 テーマのカスタマイズ

準備5-1 ロゴ画像や写真

テーマに変化を出したいときは、ロゴ画像、写真、背景画像を工夫するのが効果的です。

準備5-2 カスタマイザーの「追加CSS」を利用

CSSだけであれば、カスタマイザーの「追加CSS」を利用すると簡単です。

準備5-3 子テーマを利用

本格的にテーマをカスタマイズする場合には子テーマの使用が推奨されています。
コードの知識が必要になります。

FAQ

Q1 最初から有料テーマで始めた方が良いですか?

公式ディレクトリの無料テーマで基本操作をマスターして、何がWordPressのコア機能なのかを把握してからでも遅くないと思います。

Q2 公式ディレクトリの無料テーマはSEOに弱いですか?

公式ディレクトリのテーマはガイドラインに沿って制作されています。多くのSEO関係の機能はプラグインテリトリーに分類されていて、公式ディレクトリにはSEO関係の専門プラグインが多数登録されています。ほとんどの機能を無料で使用できるプラグインも多く、無料でSEO対策が可能です。

Q3 公式ディレクトリのテーマを使う場合、お勧めのプラグインは?

公式ディレクトリのテーマであれば、個人的には、総合SEO対策(Yoast SEO)、コード最適化(Autoptimize)、画像最適化(EWWW Image Optimizer)、総合セキュリティ対策(Wordfence Security)などのプラグインがお勧めだと思います。

この記事を書いた人

Colors Themes

無料のWordPressテーマ「Clock」と、多目的タイプのWordPressテーマ「Silent」の開発者です。